貴族を探せ・・・・?

 イギリスの独特の文化に、ロイヤルファミリーや、貴族を含んだ階級社会があります。
 
わたしの、歴史の先生のお話ですと、イギリスの階級は大きく分けると、3つに分かれるそうです。
それを、もうすこし細かく分類すると、さらに6つの階級に分かれるそうです。
 
 ①  UPPERS
 
 ②  MIDDLE CLASS   ⅰ  upper middle class
                    ⅱ  middle middle class
                    ⅲ   lower middle class
 
 ③  WORKING CLASS   ⅰ skilled working class
                      ⅱ semi-skilled and unskilled working class
 
 ①のアッパーズはロイヤルファミリーを取り巻く貴族で、人口の0.3%だそうです。(約750名)
      ( 公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵  といった爵位を国王から授かった人々 )  
 
 
 ②のミドルクラスがさらに三クラスにわかれ、
    ⅰ 所謂、上流階級で教養があり、慈善事業などもしている。
   ⅱ 社長、株の投資家、或いは、クラブなどに属しているクラス。
   ⅲ 非常に教育を重んじる、上昇志向が非常につよい層。
 
 ③のワーキングクラスも更に二クラスにわかれ、
   ⅰ 手に職があって、現金収入が常にある。
   ⅱ 安定した収入のない最下層。
 
あくまでも、これは一般的なわけ方で、勿論例外も多々あるそうですが・・・・・・
私達、一億総中流の日本人には、非常に興味深くもあり、分かりにくくもありますね。
 
 それぞれの階級は、話す言葉や、読む新聞、趣味も違うという事は言うまでも
ありません。
 
といっても、わたしにはさっぱり分かりませんが・・・・・・
 
一度ぐらいは、貴族の方とお話をしてみたい、わたしなのです。
 
 
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 日本で言うところの月ぎめ契約はないので、新聞社はおまけで勝負しているそうです。
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貴族を探せ・・・・? への8件のフィードバック

  1. ユウコ より:

    貴族というと、昔のイギリス映画とか、小説とか、ヨーロッパのアニメとか?に出てきていたイメージしかないのですが、それにしても6つもの階級が存在したんですねー!  むかし、まだダイアナさんが生きていたときに、当時ダイアナさんが生活していると言われた場所の近くの公園で、誰でもいいから見れないものかと思って、1日ずっといたことを思い出しました・・・。そんなに簡単にみれるものではないですね!

  2. TOMOKO より:

    Mrs.Yさんこんにちは~!興味深いおはなしでした・・・。以前日本で、”自分は宮家(皇族)の出身”と名乗り、高額な結婚のご祝儀を搾取したり、名を貸して(いわゆる御用達の形で)、商売の片棒を担ぐという事件がありましたが、実際、日常からは高貴な人かどうか見分けがつきませんものね?そういう輩、国を問わずなんだかたくさんいそうですね。貴族の末裔です、と吹聴するような・・・。くれぐれも”えせ貴族”にはご用心ですよ!な~んて(笑)

  3. ゆきこ より:

    だるまこさん    コメントありがと~私も、貴族ってどんな人なのかしらって・・・・すご~く興味があるのですけど、なかなか会えるものでもなさそうなんですよ。でも、例えば、ミック・ジャガーやエルトン・ジョンみたいに一代限りの爵位を与えられる事もあるんですよね。ですから、英国にとってなにかスペシャルな事に貢献できたら私達だって、貴族になれるかも?しれませんね。宝くじにあたるのと、貴族になるのは・・・・どっちの確率が高いのでしょうね。    Mrs.Y

  4. ゆきこ より:

    T.Tさん    おはよ~えせ貴族・・・・確かに、おじいちゃんのおじいちゃんは貴族だったのよ・・・・なんて話は聞いた事があったような?でも、階級は流動的で、結婚とかによって自分の爵位が上がったり、平民が貴族の仲間いりしたりと・・・・そして、貴族同士は、人数も少ないことから、お互いに名前なんかは知っているのだそうです。日本の紳士録にあたる「Who’s who』と言う貴族の名簿が毎年発行されているのですって・・・・それに、興味深いのは、話し方で貴族の方々って"H"の発音はしないとか・・・・とにかく、貴族の人を見つけ出したいな~!  Mrs.Y

  5. レイア より:

    こんにちは。階級社会のお話、興味深く拝見致しました。今でも実際にあるのには、驚きです。江戸時代まで、日本にもありましたよね。士・農・工・商・○○・○○○・です。後の2つは、今は使ってはいけない言葉の様に思われますので、書くのを控えました。この6つの上に、やんごとなきお方がおわしまします。習ったのは、この順番でしたが、実際は、士・商・工・農・・・のようです。(時代劇からの知識ですので、いいかげんかも)今流行ってるのは、セレブと言う単語?これに超を付けて使う所は、日本人らしいですね。”H”を発音しないのは、フランスと関係があるのでしょうか?パリで、エッフェル塔からホテルへ帰るときに、メトロに乗ったことがあります。どれだけ乗っても、同一料金だったような…初乗り600円は、高額ですね。

  6. ゆきこ より:

    レイアさん    こんにちは!そういえば、学生の時、士・農・工・商・○○・○○、って習いましたよね。(○○は書かないほうがいいですよね。)Hの発音については例えばHouseでしたら、ハウスではなくヘイスってなるらしいです。でもこれはロンドンの下町のコクニーなまりと似ているんですって。なぜだかは、先生も分からないそうですけど・・・・・パリのメトロは改札はいる時に機械に通すだけですので改札出る時はノーチェックですから、一区間だけ買えば、どこにでも行けるかも・・・・って思いました。実際そうしている人、多いそうですけど。そういえば、フランスにも貴族っているのでしょうか?Mrs.Y

  7. Akiko より:

    貴族なんて、あったことないです。中流階級もそんな風に分かれてるんですね。ふむふむ。勉強になりました。よくジャーニーとかに載っている「チェリー・ヒロミのフィニッシングスクール」では上流階級の方々とお会いしたときのマナーも教えているそうですよ(普通あんまり出会わないでしょうけど)。チェリー・ヒロミさん自体が、チェリー家という由緒ある家柄に嫁いだ人だとか。彼女にたずねれば貴族にあえる?!

  8. ゆきこ より:

    ぼんぼりちゃん    コメントありがとう!実は先日もしかして・・・・?って人にあったんです。その人は、ある高級住宅街の最上階にすんでいてそのフラットの管理人さんなんです。もしかすると、そのフラットはその人の物(?)で、話し方は、上流階級の人っぽいモゾモゾとした話し方なの。会話の中に、「週末はカントリーに帰っている・・・・」というキーワード。もしかすると・・・・貴族かも・・・?想像するだけでも、楽しいですよね。       Mrs.Y

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